大祓

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平成が終わり、新たな時代が幕を開ける

2019年、いよいよ平成が終わりを迎え、令和の時代を迎えました。

10月22日には、「即位礼正殿の儀」が行われ、
まさに新しい時代が幕を開けるのだと、
そう誰もが感じ取ったことでしょう。


では、そもそも元号が変わることにはどんな意味があるのか?

実は、元号には、
その時代の「空気」が込められているのです。


例えば、「明治」を分解すると、
「日(太陽)と月の両方が治める」とすることができます。

これは、

「日(太陽=日本)と月(海外)が日本を治める」

ということを意味しています。
いわば、この「明治」という漢字には、
鎖国を終えた日本へ、海外の文化が流入し、
たくさんの外国人が日本へと入ってくるようになった、
「明治」という時代をまさに象徴しているのです。


他にも、「昭和」という漢字を分解すると、
「日+召+和」となりますが、これも、

「日(=太陽)が召されて和する」

という事を意味します。

そして、実際に昭和という時代は、
太陽の神様である天照大神(アマテラスオオミカミ)の子孫、
天皇を中心とした国作りがなされていました。


では、「平成」はどんな時代だったのか?

平成は、

「平成=一+八+十+成」

と分解することができます。

そして、これは
「一八十(いわと)成る」を意味しているのですが、
これは古事記の神話で言うところの「天岩戸隠れ」を表しています。


天岩戸隠れの神話では、
太陽の神様である天照大神(アマテラスオオミカミ)が天の岩戸にお隠れになり、
世界から太陽が消え、暗闇の世界となってしまいます。

そして、その神話に象徴されるように、
「平成」という時代には「暗い」イメージが付いてしまいました。


だからこそ、平成という時代が幕を閉じ、
「令和」という時代になることには、

「天岩戸隠れが終りを迎える」=「天の岩戸開きが始まる」

という、重大な意味が隠されているのです。


では、「令和」という元号には、どのような意味が隠されているのか?

「令」という文字には様々な意味があるのですが、
その一つに「零」という文字にも代表されるように
「原点」の意味があります。

いわば、日本の原点へと立ち還り、
個人ではなくチームで“和”するということ。

それが、令和の時代を生き抜く、大きなヒントとなるのです。


こうして、「元号が変わる」ということには
日本という国が左右されるほどの
大きな時代の転換点が生まれるのです。

そして、この時代の転換点となったのが、
まさに「2019年」という年でした。


では、翌年である2020年を開運した1年にするために
私たちは2020年をどう過ごせば良いのでしょうか?

2020年年の干支は「庚子」です。


まず、「庚(かのえ)」とは「アンテナ」を意味します。

「アンテナ」とはいわば、
閃(ひらめ)きをキャッチするためのものであり、

2020年は「直感」や「インスピレーション力」を
磨いていくことが大事になるということです。

さらに、「子(ね)」は「始まり」を意味します。

「子」の年は、
「種子」「原点」「初心」などがキーワードとなり、
”始まりを作っていくこと”が重要な鍵を握るのです。

つまり「庚子」とは、
原点に立ち返って、直感やインスピレーションをもとに
行動していくことが重要な年だということです。

余計なものをそぎ落とした状態で、
直感やインスピレーションをきっかけにして、
行動を起こしていくことが大事になります。

さらに、来年は東京オリンピックを迎えます。

日本らしさを世界に発信していくことも
2020年のテーマの1つと言えるでしょう。

実はこの東京オリンピックも無関係ではありません。

この地球には
1300年周期のサイクルがあり、

「日本書紀」が編纂されたのが、
今からちょうど1300年前にあたります。

「古事記」と「日本書紀」はどちらも
日本の神話を記したものですが、
両者の違いとは一体何なのか?

いわば、「古事記」とは”日本向け”に作られたものであり、
反対に「日本書紀」は”外国向け”に作られたものなのです。

日本人にとっての原点を記した「古事記」を、
世界に向けて発信していくために作られたのが
「日本書紀」だったということです。

ちなみにこれは、「庚子」のテーマとも重なります。

「子」は最初の気持ち、原点という意味であり(古事記)、
「庚」はアンテナすなわち現実を切り開くアイテムの象徴です(日本書紀)。

来年からはまさに「古事記」「日本書紀」のように、
自分にとっての原点を大事にしつつ、
外に向けて情報や本音を発信していくこと
が重要になります。


とはいっても、そのために必要なのは
何も難しいことはありません。

ですが、ただ一つ、そのために一番大切なことが
2020年を迎える前に「心のツミケガレ」を祓っておくことなのです。


あなたにとって、2020年がどんな一年になるか?
あなたにとって、2020年がどんな一年になるかは、
2019年の締めくくり方によって、ほとんど決まります。

そんなまさか‥と思われるかもしれませんが、そう断言するには、ちゃんと理由があります。

一つ目の理由は、「終わりよければ、すべて良し」だからです。


人の印象というのは、ある意味、単純でわかりやすいもの。
この一年間、悲しかったこと、報われなかったこと、
ツラかったことがたくさんあったとしても、
最後の最後に、気持ちよく終われたら、
「2019年は良い年だった」と、思えます。

デートでも、商談でも、接客でも、同じです。
途中のやりとりで多少のミスがあっても、
別れ際で9割決まるといいます。(ピーク・エンドの法則)

最終的に好印象をもたれたら、相手の頭には、
その良いイメージが残るといいます。
だから、終わりが肝心なのです。

これは、人間関係のコツでもありますが、
運の流れにのるコツとも言えます。

苦労や不運が、イヤな思い出になるのは、そこに意味が見出だせないからです。

「どうして、自分があんな目に…」

と消化できない気持ちがあっても、何かをきっかけに、

「あの苦しみがあったから、今の自分がある」

と思えるようになった時点で、
過去の印象は180度、変えられるのです。


過去のツミケガレも、それが「明るい未来のための布石」に変わることで、
マイナスのエネルギーからプラスのエネルギーに転じます。

どんな人でも、過去は印象の蓄積でしかなく、
過去はいくらでも変えられるということです。

だから、「2019年という一年はどんな意味があったのか?」を知ることが大切です。
自分の中で、心の底から納得できる答えを見つけるのです。

今回の大祓の儀では、2020年のテーマを紐解きます。
あなたの2020年が、物語のように一本の線につながります。

2020年という一年に良い印象を持つことができれば、
それはあなたの成功体験になります。

それは、セルフイメージ(あなたの、自分自身に対する評価)アップにもつながります。
すると、気持ちは明るくなり、前向きになり、
その結果、言葉も、表情も、行動も変わり、
当然ながら2019年は運が良くなるのです。

だから、「終わり」が大切なのです。


そして、もうひとつ理由があります。

それは、汚れやホコリが気づかないうちに溜まっていくように
誰でも一年もすれば、心にはツミケガレが溜まっているからです。

あなたがもし、「努力しても、うまくいかない・・」と感じることがあれば
その原因の多くは「ツミケガレ=心の汚れ」を、何ヶ月も放置しているからです。


すこし、想像してみてください。

ずっと掃除をせず、体も髪も洗わなければ、
ゴミ屋敷の中でどんどん不潔になって、
そのうち誰も寄りつかなくなるでしょう。

そんな状態で、「私って、運が悪くて‥」
と言っている人がいたら、どう思いますか?

「いやいや・・、まず、掃除して、洗い流しましょうよ!」
と、誰もが思うはずです。


けれど、もしかすると‥
あなたの心の世界では、これと同じようなことが起こっているかもしれません。

心の汚れは、目に見えないから、誰も気がつかないのです。


新しい神様をお迎えする準備

新年を迎えるときには、いつにも増して、心の汚れをクリアにしておくことが大事です。
新しい「年神様」をお迎えするためです。

日本人は昔から、お正月には「年神様」がいらっしゃると信じてきました。
正月に立てる門松は、年神様をお招きする目印です。
しめ縄は、神域と俗世界の境界線です。
正月の間は、年神様がいらっしゃるので、自宅が神社になるのです。

しかし、本当の意味で年神様をお迎えするための〝器〟となるのは、あなた自身の心です。

新しい年を迎える前に、家中をキレイに掃除すると同時に
ツミケガレを一掃して、空っぽで清々しい心をつくっておかなければ、あたらしい神様をお迎えすることができないのです。

一年の変わり目は、新しい自分に生まれ変わるチャンスです。
それは、自分を守ってくれる神様も変わるからです。


心のツミケガレの正体とは?

「ツミ(罪)」とは、一般的には「倫理やルールに反する行為」を指しますね。
国や宗教によって倫理やルールは違います。

暴力をふるったり、モノを盗んだり、ポイ捨てしたり
不当な利益を得たり、人を騙したり、脅したり、貶(おとし)めたり...

いろんな「ツミ(罪)」があります。

しかし、不幸の原因となる心の世界の「ツミ」は、これだけではありません。

日々、あなたの積み重ねたことが、不運の原因を作ります。
何の積み重ねかと言えば、「 やり残し ・ 後悔 」の積み重ねです。

現実的には、一年の終わりに「あ~、もっとこうしておけば良かった‥」と、「やり残し・後悔」を残したところで、誰もあなたを裁(さば)きません。
しかし、その積み(罪)重ねは、心の汚れとなって、不運の原因となります。
これが、運命学(心の世界)の基本的ルールの一つです。

「私って、忘れやすい性格だから」(後悔なんて忘れちゃう)という方でも、関係ありません。覚えているか、いないか、は重要ではないのです。たとえ、頭(顕在意識)からは消えていても、心の奥(潜在意識)や 魂(無意識)には、ちゃんと刻まれているからです。

そんな記憶も「ツミ」になります。
たいてい、これらのことを人は後悔するからです。


なかなか気づけない、自分自身のケガレ

「ケガレ(穢れ)」は一般的には「不潔・不浄など、理想ではない状態」です。
神道では、「ケガレ」は普通に生活していても蓄積するとされています。

一日、掃除しなかったらホコリは溜まりますし、
一日、風呂に入らなかったら、臭くなります。

それと同じように、たった一日でも、心を「正常(清浄)」に保つのは、簡単ではないのです。しかし、そのための習慣を持っている人、保つ努力をしている人は、ほとんどいません。

これでは、人生が思うようにいかなくなったり、進むべき道を見失うのは、仕方がないことでしょう。


「ケガレ(穢れ)」とは「周囲から受けたネガティブな影響すべて」です。
その影響により、気(エネルギー)が枯れて、「やる気」も「気迫」も、「根気」も「元気」も失ってしまいます。
人は知らず知らずのうちに、汚れを引き受けてしまっているのです。

神道の世界では、この「ツミ」と「ケガレ」が、あらゆる不幸の原因と考えられてきました。


日本人は、「ツミケガレが不幸のもとになる」と無意識のうちに気づいてました。

だからこそ、お風呂、神社参拝、祈り、盛り塩…といった
日々の禊祓(みそぎはらえ)(浄化)の習慣を大事にしてきました。

そして、年間に二回。
上半期(夏越)と下半期(年末)で「大祓(おおはらえ)」の儀式を行ったのです。
これは、「心の大掃除」です。
「大祓」の儀式を行うことで、心がクリーニングされます。
クリアになります。スッキリします。

この節目に大祓をして、いったん仕切りなおしをすることで
その後の一年の質が、まるで変わります。

この違いを、ぜひ皆さまに体感して頂きたいという思いで
私たち北極流一門は、毎年恒例で、年越大祓セミナーを開催しています。

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2019年度、開運して輝く年になることを
心よりお祈りしております。


セミナー詳細

日時 12月30日(日)/12月31日(月)
いずれかの日程にご参加いただきます。
9:30 社員食堂ゆにわ前集合
10:00 ~ 12:30 セミナー
13:00 希望者のみべじらーめんゆにわにて昼食
※お食事代は別途頂戴致します(1,000円前後)。
※おせち料理をご注文されている方はセミナー後の受け渡しとなります。
※お申込みが多い場合は、お食事の時間を割りふらせていただく場合がございます。
ご参加費 33,000円(税込)

講師 : 羽賀ヒカル 北極流占い継承者

羽賀ヒカル 講師 : 羽賀ヒカル 北極流占い継承者

1983年、京都生まれ。大阪府立大学 社会福祉学部卒業。
普通の高校生として過ごしていた15歳のある日「北極老人(ほっきょくろうじん)」に出会い、占いの道に入る。
9つの流派を極め5万件以上の鑑定歴を持つ北極老人から「北極流」を受け継ぎ、高校生ながら生年月日、手相、風水、方位、姓名判断などの様々な占いをマスター。
また同時に、日本各地の神社の秘密や女神になる秘訣を口伝によって、のべ数千時間にわたって学ぶ。神秘体験は数知れず。
大学生時代から本格的に、人生相談(出会い、恋愛、結婚、夫婦関係、命名、子育て、就職、転職、人間関係、引っ越し、お金…、などの悩み)に乗り、3000人以上を開運へと導く。
大学卒業後は、北極老人の一門によって設立されたグレイトティーチャー株式会社の占い師として活動。
ウワサがウワサを呼び、優良企業の経営者、有名コンサルタント、ベストセラー作家、セミナー講師、占い師、ヒーラーなどの著名人も、お忍びで通うようになる。
特に、占いや精神世界に深く精通している人ほど、北極流の奥深さに驚嘆。
現在は、占い鑑定やセミナーを行いながら、女神になるための講座も開催。
参加者の中には、わずか1ヶ月で運命の人と出会って電撃結婚した OLさん(現在は海外在住)。
不妊でケンカばかりの夫婦関係が改善して妊娠した主婦。 突然、ご縁に恵まれて転職し、天職と言えるような理想の仕事にめぐり会えたキャリアウーマン。
大手企業でベテラン営業マンを追い抜いて、営業成績全国一位になった新人社員の女性。 など、人生が大きく変わった人たちが多数。
著書
書籍『ドラゴンノート』(ソフトバンク・クリエイティブ)『神社の秘密』(ヒカルランド)『女神になれる本』(PHP)

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